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敏感期

敏感期という言葉は、モンテッソーリ教育のキーワードです。

 

 

三つ子の魂百までといいますが、幼児期は、一生にわたり、その個人に影響を及ぼす、重要な能力を身に着けていく時期です。

そのため、幼児期は、環境から自分に必要な要素を獲得するために、特別感受性や運動能力が鋭くなる時期があります。

それが敏感期です。

2歳児は反抗期だといわれるのは、この敏感期に気づかない大人が、子供の感受性を無視して大人のペースに子供を巻き込んでしまうために起こる場合もあるでしょう。

だからといって敏感期は、腫れ物に触るように子供と接しなさいというのではありません。

子供が必要な情報や要素を環境から十分に受け取ることができるように、大人は子供をよく観察しながら接して、手助けしていく必要があるわけです。

敏感期の一般的な定義はありますが、個人差があります。

「自分でやる!」「これがいい!」

お子様が何かにこだわっている場合、それがその子の敏感期なのです。

○敏感期を味方につけるために○

①五感を洗練させる

この時期に獲得された感覚は、一生続きます。

子供だから、安物だったり、壊れにくいプラスチック製品だったり、カラフルすぎるキャラクター商品だったりを選んでしまいがちですが、子供だからこそ、よいものに囲まれていたほうが鋭い五感が身につきます。

一番よいのは自然の豊富な環境で、自然と対話しながら生活すること。

それができない場合は、家の中のおもちゃは、木製だったり、心のこもった手作り製品だったり、ナチュラルなものを与えるとよいでしょう。

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食器も、壊れる陶器を使わせることで、ものの大切さや、使い方の感覚が身につきます。

音の出るものも、CDやビデオ、DVDなど機械を使ったものではなく、お母さんや家族の歌声をたっぷり聞かせてあげましょう。

また、木琴なども洗練された良質の音のするものが望ましいです。

②日常の生活動作を身につけさせるために

何かに何かを載せる、ひもなどを引っ張る、クリップなどをはさむ、紐を結ぶ、ふたなどを回す、紐に何かを通す、紙を切る、紐を結ぶ、ボタンを留める、小さいものをつかむ・・・

そばにあるおもちゃを重ねています。  プラスチックのブロックを全部つなげました。  大人の真似をして、オロナイン軟膏をつけようと、ふたをまわしています。オロナイン軟膏のふたを開けています。

幼児期は、こうした動作ができるようになる時期です。

本来なら、実際の生活の中で、大人がやってる動作を、子供にちょっとおすそわけしてあげたほうが、子供も「できた!」という喜びが強いはずです。

でも、モンテッソーリが発案した教具で練習することで、成功体験を得て、日常生活の動作にも積極的になれることも多いようです。

モンテッソーリ教具は、重量、質感などにかなりこだわってるので、高価なこともあります。

とりあえず、練習に、というのであれば、100円均一ショップなどにも似たようなものはある場合がありますので、上手にアレンジして使ってみるのもよいでしょう。

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