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子どもは三歳までに一生分の恩返しをする? ~かわいがり子育て【本の感想・レビュー】

子どもへのまなざしの著者の方の本が、評判がよいようでしたので、何冊か読んでみることにしました。

 

昨日、自分の出産後の検診の待合時間で、読んだのがこちら。

かわいがり子育て 3歳までは思いっきり甘

かわいがり子育て

 

佐々木先生の著書は何冊もありますが、コチラの本は、イラストも非常に可愛く、文章量も少なく、佐々木先生の本の導入編としてふさわしいかもしれません。

先生の持論は、「とにかく甘えさせる」ということ。

甘えさせるというと、かえって子どもがわがままに育ってしまうのではないかという心配があると思いますが、「甘えさせる」ということは「子供が望んでいることに応えること」と先生は説明しています。

それなら、「あれか買ってこれ買って」という子供の要求をそのまま飲むのは、子供が望んでいることに応えることなんでしょうか?

答えは・・・・

この本を読めばわかります!笑

 

また、子供の要求に答えていると思ってしている行動が、実は「過保護」「過干渉」「放任」に該当してしまうことがある、など、心当たりのある事例がよく整理されます。

そして、育児で一番大切なことは・・・・・

その答えも、ほんとにシンプルに書いてあります。

 

本文で引用されていて、へぇー、と思った言葉が2つあります。

一つは「子供は村人の知恵と力がないと育たない」というアフリカのことわざ。

 こちらをちょっとインターネットで検索してみたら、

「子ども一人を育てるには、村中みんなの力が必要」“It takes a village to raise a child.”という表現もありました。

それはその通り、というか、母親一人、あるいは夫婦だけで子供を育てるのは非常に大変なことであると、私は今回の出産でも実感しました。

というのも、現在、福島原発の事故で一時的に実家のある福島から、私と子供だけで福島県外に避難しているのですが、実家で何気なく生活しているときには気づかなかった、大変さを痛感しています。

来る前は、家の中で食事を作って、洗濯して、赤ちゃんの世話をするだけだから、ひとりでも(親などがいなくても)大丈夫と思っていましたが、ところがどっこい、他に子供がいるということも手伝って、体力的にも精神的にも余裕がなく、本当に大変です!

何をするにも大変!笑

産後1週間してからやっと主人が来てくれていますが、それでも大変です!

親の存在って本当にありがたいんだなとしみじみ思いました。

また、その一方で、避難先であるにもかかわらず、近所の公園の前の一人暮らしのおばあちゃんが、いつの間にか息子や娘を自分の孫のように見守ってくれていて、3歳の娘が一人で知らないうちに公園に行って遊んでいても、ちゃんと面倒見てくれていたりするのは、(下の子=新生児くんの面倒で気がつくといなくなっていたりするので、ほんとにあせりますが)本当にありがたいなと思います。

ただ、やはり、一人、あるいはご夫婦だけで「育児」をしなければならない環境が多くなっており、やはり悲しい事故や悲劇が増えていると感じざるを得ません。

そうした方々がこの本を読むと、かえって「私には無理」とか「この環境では無理」とかえってお母さんが追い詰められてしまうことにもなりかねませんが、それでも一歩踏み込んで、地域で育児をすることができる開かれた家庭とでもいいましょうか、そういうところに行き着くことができれば良いと思います。

そしてもう一つの言葉が、記事タイトルにも入れている「子どもは三歳までに一生分の恩返しをする」というもの。

これも検索してみると、出所はどこなのかという疑問を皆さん持っていらっしゃるようです。

ただ、前から疑問だった「親孝行はいつできるのだろうか?」というものが、実はすでに済んでいたことだとわかり、笑ってしまったというか、本当に的を得た言葉だと感じました。

子供は存在するだけで、人を幸せにする力があるんだということですね。

私は今回生まれた赤ちゃんを見て「色が赤黒い?」とか「なんだか主人に似ていて可愛くない(爆)」とか感じてしまっていましたが、検診などで病院に連れて行くと、通りがかりのおじちゃんおばちゃんが注目し、赤ちゃんを見て微笑み、あるいは「かわいいねぇ」とつぶやく。

おせじだろ?と思ってあまり気に止めなかったですが、それはまんざら嘘でもお世辞でもないのかもしれないと、この本を読んで思いました。

 

photo (1).JPG

 

なんだか何を書いてるのかわからないような感想になってしまいましたが、この本で書かれているのは、奇をてらったり、斬新な育児方法ではありません。

言われてみれば、その通り、わかってるよ、という方も多いでしょう。

シンプルな、昔ながらの育児の基本であり王道でもある内容がまとめられたこの本ですが、だからこそ誰でもすんなり受け入れることができるのではないでしょうか。

うちの子はもう大きくなってるから、という方もいらっしゃると思いますが、お子さんを持つ親御さんに、一読をお勧めしたい一冊です。

 




公開日: : 出産育児

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